南越前町今庄の国道365号との交点より。
分岐してすぐに北陸本線の踏切を渡る。

北陸本線の南今庄駅が左に見える。
鉄道は進路を左に北陸トンネルへ、県道は旧北陸本線跡を進んでいく。

北陸トンネル開通前は、ここを列車が通っていたのだが、 見た目からしても急な勾配となっている。

長さ1194ｍの山中隧道。
旧鉄道トンネルで狭いので、対向車を確認してから進まなければならない。

山中隧道の内部。
トンネルから水が漏れだし、路面は濡れている。

山中隧道の次にある葉原隧道。
トンネル長さが1000ｍ近くある上に、トンネル内でカーブがあるため、ここには信号機が設置されている。

葉原隧道を抜けた後も、4つのトンネルが連続してある。
トンネルを抜け、少し進むと北陸道の杉津（すいづ）パーキングエリアに出る。
杉津パーキングエリアは、旧北陸本線の杉津駅跡を利用している。

かつては杉津駅から国道8号まで福井県道139号杉津停車場線という路線があった。
しかし杉津駅が無くなり、全線が県道207号今庄杉津線と重複するため、現在、県道139号は廃番となっている。
なお、杉津パーキングエリアから国道8号までは急勾配、急カーブが連続する。

国道8号との交差点で終点となる。
信号もなく分かりづらいが、県道207号の標識が目印となる。